垂れ幕詳細

垂れ幕とは

垂れ幕

垂れ幕とは、垂れ下げた幕。懸垂幕とも言われ、広い意味で横断幕も含まれる。
標語や広告などを大きく記して、建物の上から垂らす帯状の布。
警察署などで交通安全の標語が書かれた垂れ幕を良く見かけます。

横に広げられる幕は横断幕、縦に長く広げられる幕が垂れ幕でタペストリーとも言われる。
素材は、ターポリン(軟質塩ビ系)が多く、大きい垂れ幕の場合は、
風の影響を少なくするため、メッシュ状に細かい穴が開いたメッシュターポリンが使われます。
旗竿に引っ掛ける幟という形式で掲示される場合もあります。

一般には、イベントの開催告知、くす玉、応援アイテム(応援幕)、広告宣伝に利用されます。
スーパーや百貨店などでは、新商品や割引キャンペーンの告知等を布に大きく書いて表示されます。
英語では
curtain
drop curtain

垂れ幕の主な利用用途

競技、スポーツの応援用
百貨店広告用
分譲マンションの入居者募集広告
警察署前の交通安全標語 など。

垂れ幕設置の注意点と有効な固定方法

垂れ幕はサイズが大きくなるとそれだけ高い場所に吊さなければならないため、
より大きく風の影響を受けてしまいます。
メッシュターポリンが風の影響を軽減する一つの対策となりますが、
大型ともなれば吊す場所がとても高いため、垂れ幕を吊す用のレーンを用いて
機械制御で吊す事で安定させます。
フレーム枠で固定するため、全面の固定が可能になり、市区町村の役場や映画館など
多くの場所でこの方法は利用されています。
垂れ幕の長さが概ね2m未満のサイズでは、フレーム固定の大がかりな固定は必要なく、
垂れ幕を吊す場所に合わせていろいろな方法があります。
多くは垂れ幕の数カ所にハトメ処理を施したうえで紐を通して固定をしますが、
垂れ幕の上下部に袋縫いの処理をしてパイプを通し、パイプに紐を通す事で吊す事もできます。
この場合、下側の固定はコンクリートブロックの重りを利用したり、屋内のガラス面なら吸盤に紐を通す事で固定ができます。
また、直接外壁へ吊したい場合は、アイプレート金具を壁に打付け、金具に紐を通すことで、直接壁に吊す事ができます。
外壁の素材によりビスの種類が異なりますが、一般的なビスが利かない場合は、
石膏ボード用やモルタル用などの専用打付けビスを利用すると上手に固定ができます。
この方法は紐を結んで固定する場所がない所に有効な手段となります。

垂れ幕の歴史

現在使われている垂れ幕を見ると多くの種類があります。
飲食店の看板メニューやランチタイムの宣伝、スポーツの応援や祭事・式典、
注意喚起を目的とした垂れ幕などご記憶にあるかと思います。
そんな垂れ幕の歴史を遡るとどういったものに使われていたのでしょうか。
魏志倭人伝では今から約1800年前に贈り物として黄色の軍旗を送ったと綴られています。
また、浄土教の阿弥陀信仰に旗が使用されたと綴られています。
元々、旗というのはその存在自体が大事な役割を果たしています。
たとえば一枚の旗が国を示す「国旗」が代表的で、それ以外にも「降参」の意味を示す白旗は
戦時国際法に基づいた戦争時の共通旗で周知されています。
昔の時代に垂れ幕と明記されたものは出てきませんが、旗や幟(のぼり)などが現在使われている垂れ幕へ繋がっています。
垂れ幕というのは明確な定義はありませんが、縦に長く、紐や竿を使って吊された幕が一般認識だと思います。
また、「幕」と一口にいってもさまざまな形や意味があります。
慶事(けいじ)に用いられる白と赤の二色の縞模様は「紅白幕」と呼ばれ、
葬儀や神社で見られる白と黒の縞模様は「鯨幕(くじらまく)」と呼ばれる幕などがあります。

垂れ幕のレイアウトと文字サイズ

縦書きと横書きの違いを知っておくと垂れ幕の制作に便利です。
一般的に縦書きというのは、相手に理解して欲しい説明やじっくりと読まれる場合に効果的とされているので、
お店の挨拶や特徴、説明文などに向いています。
横書きはビジュアル的に伝わるので、画像と一緒に一口コメントやキャッチコピーなどが横書きに向いています。
垂れ幕の形状を考えると横書きに不向きですが、製作前に横幅を広げることで対応できます。
垂れ幕を遠くから目立たせたい場合、文字を大きくする事、なるべく高い位置に吊す事です。
間近でじっくりと見てもらいたい場合は、近くでも読み易いように
文字サイズを調整する事、垂れ幕の位置を目線よりも高すぎないように設置することです。
垂れ幕の設置を雨よけから空中に吊す場合は、下側の固定部分に足を躓きやすくなるので、
ポールを置いて注意を促すと事故が減ります。
他にも触れられて外れないように強く固定する事、汚れに注意して垂れ幕が見やすくなるようにすることも大切です。

最近の横断幕、懸垂幕の製作実績

横断幕施工例

最近のターポリンを使用した横断幕、懸垂幕(垂れ幕)の施工例です。、水に濡れても色落ちせず、価格・印刷・作成時間等、すべてが満足していただける幕を作成。

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